悩みタイトル

膝の痛み_01

 階段の上り下りで膝が疼く
 ジャンプからの着地時に膝が痛む
 朝起きはじめの際に膝に違和感
 歩いてる時に膝の不安定感を感じる
 正座をする時に膝に激痛
 何をするでもなく膝が疼いて夜眠れない
 冷えによって膝が痛くなり、動かしづらくなる
 車の運転中、アクセル、ブレーキ操作で膝に痛みが生じる
 スポーツ中、足を踏み込む際に膝に痛みがあり、しっかり踏み込まない
 少し走っただけで膝にうずくような痛みが残る
 屈伸運動ができないくらい膝を曲げ、伸ばしすると疼痛が生じる
 座位から立ち上がろうとする時、膝に痛みがあるので、手を使わないと立ち上がらない

膝の痛みに関する当院の考え

膝の痛み_02

膝の痛みにはいろいろな種類がありますが
まず1つに骨格の位置、アライメントが解剖生理学的に正しい位置にない状態からくる膝の痛み、他には膝を固定する靭帯の固定力が悪いことにより起こる膝の不安定感からくる
膝の痛み、そして慢性的な膝痛の多くは、筋肉の硬さにより、関節運動が円滑に行われず
膝の痛みを伴うものです。筋肉は単独では動かないので、足関節、股関節などの膝関節周囲の関節の動きが悪くなることから発症する膝痛もあります。身体には重心線というものがあり、その線が崩れることによっても膝の痛みは発症します、例えば猫背、腰が極度に曲がっている、骨盤が前後に傾いているというような方にも発症のリスクは十分あります
いわゆるOA、変形性膝関節症は人工関節手術が適応の場合もあるので、それらも含めて
私たちは検査や問診を行い、解決していきます。

膝の痛みを放っておくとどうなるのか

膝の痛み_03

膝の痛みをそのままないがしろにして、施術しなければ、ゆくゆく歩くことすら困難な状態を招きかねないです。特にシニアの方はそうです。人間が直立二足歩行である以上日常的に下半身への負担はかかっていきます。
特に階段の上り下りであったり、着地、上り坂、下り坂等での痛みが増していきます。
車を多く運転される方であれば、悪い状態でアクセルブレーキ操作を行うことも膝の状態を悪化させてしまう因子の1つです。また膝の痛みをそのままにしておくと、膝とは関係のないようなところの痛みにもつながってゆきます。例えば腰の痛み、足裏の痛み、足がつりやすくなる、足に痺れがでてくる、などの併発症状をおこします。首肩、背部の辛さ、重だるさなども膝の痛みをかばうことにより姿勢が悪くなり、起こってくることがしばしばあります。身体は1つ不調が出て、正しいバランスが崩れれば、各所に不調をきたすことになります。

膝の痛みの軽減方法

膝の痛み_04

症状によって、適切な対処は様々ですが、筋肉の状態を良くすることはほとんどの膝痛に対して軽減または好転させることができます。例えばですがO脚の方であれば、例外は除いて基本的にはお尻の筋肉、特に中臀筋、梨状筋が張っています。なのでそこに対してのアプローチ、施術をして尚且つ下肢の筋肉も施術します。そして太ももの内側の筋肉のエクササイズを行い、O脚を根本から改善していきます。X脚であれば、太ももの内側筋群がかなり緊張状態にあるので、そこに対しての施術をし、お尻の筋肉と腹筋のエクササイズを行い、骨盤が正しい状態に保てるように治していきます。以上のような例からも筋肉というのは骨から骨についているので、関節である膝の症状に対してはかなり重要なキーになってきます。セルフでできるレベルのマッサージであったり、ストレッチ、エクササイズなども豊富なので、某動画サイトなどで検索していただければ、多くの方法が上がっているので試して頂くと良いです。

膝痛改善のためにおすすめする当院の施術メニューとは

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症状によって適応は違いますが、トータルで整えるのであれば、靭帯損傷などは除きまして、骨格矯正と筋膜ストレッチのダブルメニューです。筋膜ストレッチで筋肉の状態を整えた上で、土台の部分である骨格を整えることが改善には最適だと思います。ただ慢性化していると深層の筋肉まで痛みのトリガーが進出していることがあるので、その場合は鍼施術も効果的です。そして実はこれは臨床経験の多い先生方からもお話を聞くのですが関節痛や靭帯痛には急性を除いて、お灸の施術が鍼よりも効果が早いことがあるそうです。
やたらと関節が冷たくて、膝が疼いたりする方は尚適応です。ただ不定愁訴のようになかなか西洋的な医学では治しにくいものに対しては全調整鍼がかなり効果的です。経絡の流れが滞っていたり、内臓器が弱っていたりすると膝の痛みを引き起こすので、そのような方はこちらの施術を強くおすすめします。

施術頻度その施術を受けるとどう楽になるのか

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症状の度合い、期間、場所にもよりますが
まず筋肉の状態を整えれば、以前よりも関節運動が円滑になるので、身体、関節に対する無駄な負担が軽減され、例えばストレッチであれば、足が軽くなり、それに伴い膝痛もとれます。鍼であれば痛みを出してるトリガーに対して、より直接的に刺激することができるので、鎮痛効果が高いゆえ痛みが完全に消失して、ADLが上がります。骨格矯正であれば、正しい位置に骨格を戻すので、歩き動作や立ち上がり、座り動作による膝への負担が軽減されて、痛かった時よりも円滑に動作を行うことが可能です。他にも不定愁訴様の膝の痛みであれば、何をするでもなく疼いていた膝がポカポカして、関節の痛みを取り除いてくれます。以上のように様々な症状がありますが共通して改善するのは、日常生活の動作においてぎこちなさ、違和感、発痛肢位がゼロに近づく、または無くなるということです。

改善するための施術頻度はどのくらいか

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靭帯損傷の後遺として残る膝痛はかなり長い目で見ていただく必要があります。それは靭帯自体が損傷するとかなりの時間、修復に費やしてしまうからです。年齢や職業、行なっているスポーツなどにもよりますが、施術頻度は週2回は最低でも必要と考えて頂きたいです。そして筋肉トレーニング、特にアウターではなくインナーの部分を鍛えることをやって頂き、それをしっかり続けて頂くことで改善していきます。慢性的なものも、そこまでの期間は見なくとも、慢性であればあるほど頻度はほぼ毎日レベルで来て頂くのが最適です。急性であっても、元々そのような状態を作ってしまう原因を持っていた可能性があるので、頻度は最初のうちは最低でも週3回は来て頂いて施術をしていく必要があります。ここまで述べたのは全ての膝痛に対してではなく、検査をした上で骨折や靭帯損傷の疑いがあれば、速やかに整形外科に行っていただく判断はさせていただきます。その後のリハビリや根本施術は整骨院が最適かと思います。