悩みタイトル

手足のしびれ_01

1. パソコン操作など手を細かく使う作業がしにくい
手は繊細で精密な作業をする構造になっているのでしびれがあると作業効率が落ちてしまう。 (例)正中神経麻痺

2. 歩行がしづらい
立ち仕事の人は特に歩きづらいだけで仕事に影響が出てしまう。 (例)坐骨神経痛がある人

3. ボタンが閉めづらい
ボタンを閉める行為は精密さと巧緻性が求められるのでしびれがあるとうまく行えなくなる可能性がある。 (例)尺骨神経麻痺、正中神経麻痺の症状がある人

4. しゃがめない
神経も筋肉と同じように伸びたり縮んだりするので神経が固くなっていると伸び縮みがしづらくなりしゃがむことが難しくなる (例)坐骨神経痛の症状がある人

5. 常に気になってしまい他のことに気が回りづらくなる
正座し足がしびれた感覚と毎日付き合うとなるとそれだけで億劫になる。

手足のしびれにおける当院の考え

手足のしびれ_02

原因は様々ですが多くが神経が何らかの理由で圧迫を受けてしびれに至るケースが多いです。
特にその原因となってしまうのが不良姿勢です。例えば猫背の人は頭が前に倒れてしまっているため首の筋肉が働きすぎたり伸びすぎて緊張が強くなってしまい首から腕に向かう腕神経叢という神経を圧迫してしまいその結果で手のしびれにつながります。デスクワークの人に多くみられます。

足のしびれは腰部ヘルニアと坐骨神経痛が多いです。坐骨神経は仙骨という骨盤の骨から出る神経で人体で一番太い神経です。太いので圧迫が受けやすくなります。圧迫が受けやすくなる不良姿勢は反り腰です。腰が反ってしまうと腰の椎間板特に下の部分が圧迫を受けてしまい脊髄の方へと圧迫をしてしまいます。仙骨も前傾が強くなり神経を圧迫してしまいます。

手足のしびれを放っておくとどうなるのか

手足のしびれ_03

手足のしびれを放置した状態が続いてしまうと筋肉が萎縮してしまい筋力が低下してしまいます。それは筋肉を支配しているのが神経だからです。神経の情報がうまく伝わりにくくなってしまうと筋肉が思うように動かなくなってしまいます。

神経伝達がうまく行われなくて起こってしまう日常でみられる例として「つまずき」があります。動かなかなくなると筋肉はどんどん萎縮していきます。神経麻痺が強い人では右手と左手で手の厚みや骨の突出など明らかに違いが明確になってしまいます。神経の回復速度は1日1ミリしか回復しないのでしびれを長期で放置してしまうとそれだけ長い時間治癒に時間がかかってしまうので注意が必要です。ちょっとしたしびれと軽視しないで専門機関に行くことを勧めます。

手足のしびれの軽減方法

手足のしびれ_04

筋肉が緊張状態が強くて神経を圧迫してしまっている場合はその筋肉のストレッチが有効になります。ストレッチによって筋肉の緊張を減少させることができます。筋力不足によって姿勢不良を起こしているのであれば筋力トレーニングが必要になります。筋力不足によって不良姿勢ができてしまい別の部位で代償してしまいます。その別の部位が過緊張のストレッチをするべき筋肉になります。また、ビタミンB群は神経伝達に関わるのでビタミンB群の摂取も効果があります。ビタミンB群は豚肉や大豆、納豆、レバーに多く含まれます。食事でとることがおすすめですが不足しているのであればサプリメントも服用してもいいです。ひとつ注意が必要なのはビタミンB群は水溶性なので尿としてすぐに体外に排出されてしまいます。なので一回の食事ではなくこまめに取る必要があります。

お勧めする手足のしびれに効果的な施術メニューは?

手足のしびれ_05

筋肉の硬さからしびれに移行してしまっている場合は筋膜ストレッチ、猫背矯正が効果があります。筋膜ストレッチは坐骨神経痛の人に有効です。腿裏の筋肉を伸ばすのに加えて固くなった坐骨神経も一緒に伸ばすことができます。それによって坐骨神経痛の症状が緩和する症例があります。反り腰の原因筋の一つある大腿四頭筋をストレッチすることで反り腰が軽減して椎間板の圧迫が減っていきます。猫背矯正は斜角筋症候群、過外転症候群による手のしびれがある人に有効です。原因筋の頸部や胸の筋肉をストレッチすることで症状緩和の症例があります。それに加えて姿勢維持のために全身・半身の矯正、EMSの筋トレを平行していくと尚良いです。

軽減するために必要な施術頻度は?

手足のしびれ_06

不良姿勢や筋肉の硬さは普段の悪い体の使い方をしているとすぐに戻ってしまます。いい姿勢や正しい体の使い方を脳に学習させるためには週に2回から3回の来院頻度は解消を見込むのであれば必要になってきます。期間としては最低でも3ヶ月は通う必要があります。