悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

背中に激しい痛みがある
背中・肩甲骨に張りや痛みがある
背中以外に他の部位にも痛みがある
背中の痛みによりほかの事に集中できない
猫背と言われたことがある

これらは背中の筋の緊張により、張りが起こります。原因として悪い姿勢、身体を動かさないなどがあります。その結果、筋肉が硬くなり、痛みや可動域が制限され張りを感じやすくなります。特にデスクワークや座りっぱなしでの作業が多い方などに起こりやすいです。姿勢が悪化してしまう前に初期の段階での取り組みが大切です。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

一般的な背部痛は筋肉や骨が原因となっていることが多いですが、痛む場所によっては内臓の病気が隠れている可能性もあります。ただし、病状によっては痛みの場所が特定されないこともあり、自己判断は難しいです。
以下に示す情報は参考程度としてご覧ください。

背中の左側の痛みがある場合、心臓、膵臓、胃、肺などの臓器に異常が疑われます。特に激しい痛みや吐き気などの症状が背中以外にも現れることがあります。

背中の右側の痛みがある場合、肝臓、胆のう、胆管に問題がある可能性があります。肝臓の異常が原因で背中が痛む場合は、症状が進行している可能性が高いです。

背中の腰回り付近が痛む場合、腎臓や膵臓に異常が疑われます。

症状の現れ方は?

背中の痛みは、特に筋肉の問題が原因で起こりやすく、これはデスクワークをしている方に特に見られます。背中だけでなく腰にも不調が現れることがあります。例えば、パソコン作業中に背中が前屈みになり、関節の動きが少なくなり、丸まった状態で長時間姿勢を保つことで、脊柱起立筋や僧帽筋、菱形筋などの筋肉が長時間緊張してしまい、背中に痛みが生じます。

長期間姿勢が悪いままでいると、本来の楽な姿勢と体が楽だと感じる姿勢に違いが生じ、これが症状を引き起こすことがあります。また、症状が進行すると、痛みだけでなく「吐き気」「息苦しさ」といった症状も現れることがあります。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

背中の痛みは大きく4つのタイプに分けられます。その原因として、ストレス系、内臓系、炎症系、筋肉系の4つです。

まず、ストレスが原因となる痛みでは、自律神経の乱れにより背中に痛みが現れることがあります。

次に、内臓器官に問題がある場合、例えば腎臓や膵臓の異常が考えられ、姿勢に関係なく痛みが生じることがあります。内臓系の背中の痛みの多くは癌によるものです。

続いて、炎症が原因となる痛みでは、脊椎の中央に位置する棘突起やその周囲の棘上靭帯が、姿勢不良やスポーツによる負荷で炎症を起こすことがあります。背骨の中央部に痛みが出た場合は、この炎症が考えられます。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みを放置すると、膵臓がんのリスクを増加させる可能性があります。特に40歳を過ぎると、がんや糖尿病、腎臓病などの病気を避けることは難しくなってきますが、その中でも膵臓がんは特に注意が必要です。この病気は初期段階では症状がほとんど現れず、進行してからでは遅いことが多いのです。

膵臓がんの症状には、血糖値の急激な上昇、お腹や背中の痛み、黄疸(皮膚や目が黄色くなること)があります。特に糖尿病の方はこの病気に罹患するリスクが2倍にも増加します。また、背骨や骨盤、背中の筋肉に負担がかかり続けることで、慢性的な痛みが生じることもあります。

当院の施術方法について

紹介イメージ

当院での背中の痛みに対するアプローチは、筋肉の硬さを取るための手技療法を行います。血流を良くすることで痛めた筋肉の修復を早める効果があります。

また、姿勢や歪みによる痛みがある場合には、全身矯正という骨格に対するアプローチが効果を期待できます。普段の姿勢の使い方や身体の悪いクセが放置されると、背中の筋肉に大きな負担がかかります。

筋肉の柔軟性に起因する痛みには、ストレッチが有効です。特に肩回りや胸の前の筋肉は、姿勢不良によって骨格に引っ張られてしまうことが多いです。伸ばされた筋肉と縮んでしまった筋肉を調整することで、痛みの軽減が期待できます。

改善していく上でのポイント

長時間のデスクワークや長時間の座り仕事をしていると、背中の筋肉が固まりやすくなります。特に僧帽筋は、何かを引っ張ったり持ち上げたりする動作で主に使われる筋肉です。デスクワークが主体の生活を送っている人は、普段あまりこの筋肉を使わないため、こりやすくなっています。

僧帽筋をほぐすためには、ストレッチが有効です。これにより背中の痛みが軽減されることが期待できます。また、加齢や骨の変形による背中や腰の痛みに対しても、局所的な負担を軽減することで症状が和らぐことがあります。

ストレッチによって筋肉や骨格を正しい位置に戻し、悪い姿勢を改善する効果も期待できます。ただし、動作時に痛みがある場合は無理にストレッチを行わず、安静にして体の回復を待ちましょう。