悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

足底の痛み
→長時間の歩行時の痛み
靴が合わない
→大きいサイズの靴を履く
親指の巻き爪
→親指の付け根か擦れて痛くなり炎症を起こす、ハイヒールや先の細い靴を履く、親指が靴の先端にあたり圧迫を受ける
扁平足
→年齢による腱の変性や体重の負荷によるもの、運動不足   
歩行困難
→筋力低下、肥満が原因、足全体の痺れにつながる
x脚
→お尻の筋力低下、普段の座り方(横ずわり、アヒル座り)の影響
足の形
→エジプト型の形、足の指の親指が人差し指よりも長いから圧迫を受ける

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾は、初期に施術を開始すれば、保存療法のみで日常生活を快適に過ごすことができる場合があります。しかし、放置すると変形が進行し、最終的には手術が必要になることもあります。

また、外反母趾だと思っていた症状が、実は関節リウマチなど他の病気が原因である場合もあるため、母趾の変形や痛みを感じたら、早めに整形外科を受診することが重要です。普段から、幅が狭くヒールの高い靴をなるべく避けるように心がけることも大切です。

足の親指(母趾)が一番長い「エジプト型」、足の人差し指(第2趾)が一番長い「ギリシャ型」、足の親指から中指(第3趾)までの長さがそろっている「スクエア型」がありますが、日本人に最も多いのはエジプト型です。エジプト型は、親指が長いため重心が内側にかかりやすく、足の内側のアーチが崩れやすいことから、外反母趾になりやすい形状をしています。このため、外反母趾には遺伝的な要素も関係していると考えられています。

症状の現れ方は?

外反母趾は、足の構造や遺伝、着用する靴、さらには生活習慣病などの複合的な要因が重なって発症します。

足の母趾の関節が外側に曲がると関節自体が内側に突出するため、靴との摩擦が生じやすくなり、突出部分に炎症や潰瘍が形成されることがあります。これにより筋肉のバランスが崩れ、長時間の歩行が困難になったり、疲れやすくなったりすることがあります。この影響で、日々の移動、スポーツ、家事や育児が難しくなる場合もあります。

さらに、靴を履いた際にその部分に痛みを感じるだけでなく、アーチの低下により裸足でも痛みが出ることがあり、母指および第2趾の足底部に痛みが生じることもあります。また、脱臼や巻き爪などの症状が現れることもあるため、適切な施術やケアが重要です。

その他の原因は?

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ハイヒールや合わない靴を履き続けることで、親指が「くの字」に曲がりやすくなり、骨の形や関節の構造に影響を与え続けることで、変形が起こりやすくなります。

足は多くの細かい骨が組み合わさった複雑な構造をしており、立体パズルのように骨がかみ合ってアーチ状の構造を作り、靭帯や腱で繋がっています。これにより、足の細かなパーツが複雑に動き、体重を支えながら歩いたり動いたりしています。

足が柔らかく、アーチが崩れやすい(構造が弱い)や、中足骨が長い、もしくは中足骨頭の並びが水平でないといった特徴を持つ方は、アーチが崩れやすく、外反母趾になりやすいとされています。

外反母趾を放置するとどうなる?

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足の他の指の形が変形したり、足全体にしびれや痛みが生じることで、歩行が困難になる可能性があります。

症状が進行し、歩けないほどになると、施術だけではなく手術が必要になる場合もあります。そうなると、靴を履いて外出できるようになるまでに時間がかかり、親指が使えなくなることがあります。歩行時に小指や人差し指で地面を蹴ることが繰り返され、他の指に負担がかかるため、タコができることもあります。

外反母趾の影響で身体全体への負担が大きくなり、痛みを避けるために自然と膝や股関節、腰などにも負担がかかります。これに伴い、椎間板ヘルニアなどの症状が引き起こされる可能性もあります。また、足の変形が進むと親指が人差し指の下に入り込み、付け根の関節が脱臼する原因にもなります。その結果、巻き爪が生じることも多く、身体全体のバランスが崩れ、膝や骨盤などさまざまな部位に負担をかけることになります。

当院の施術方法について

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当院では、「足の極み」というメニューをご用意しております。これは、足関節や足趾に対してアプローチし、調整を行う施術です。

他にも、電気施術やストレッチ、テーピングなどを通じて、効果が期待できます。また、外反母趾の影響で他の部位に症状が出ている方には、全身矯正や手技療法などで施術を行っています。

足回りが変形していると、正常な状態の身体と比べて全体に負担がかかりやすくなります。その負担を軽減するため、足回りの施術だけでなく、お身体全体を見て施術を行っています。また、普段の歩行や姿勢、ご自宅でのケア方法についてもご指導いたします。

改善していく上でのポイント

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負担の少ない靴を履き、自分の足に合ったサイズの靴を選ぶことが大切です。靴のかかと部分がしっかり固定され、つま先には足の指がある程度動かせる余裕があり、1cm程度のスペースがあるものが理想的です。

また、ヒールの高い靴は避けるよう心がけ、足のトレーニングを行うことも重要です。はだしで過ごす時間を作り、足の機能や筋力低下を防ぐために「タオルつかみ運動」などを取り入れると、足のアーチの崩れを予防する効果が期待できます。

さらに、親指の付け根に出っ張りが見られるものの、まだ痛みが出ていない段階で「外反母趾サポーター」を使用して親指を外側に矯正することで、症状の軽減が期待できます。